03年地連行(二)集会アピール

2003年全司法近畿地連行(二)集会アピール

私たちは、本日「2003年全司法近畿地連行(二)集会」を開催し、総勢  名が結集し、先日開催された「全国行(二)集会」の報告もふまえ、行(二)職種のおかれている状況について率直に意見を出し合い、重点要求課題と今後のたたかいにつき討議をし、認識を深め合いました。

公務員全体の総人件費抑制・切り下げをはかる意図のもと、「成績主義・能力主義」を徹底して、「物言わぬ公務員」づくりを推し進めようとする公務員制度改革が策動されるなか、最高裁による「内部努力分」などの従来の協力分に加えた連年の定員削減、「民間への業務委託」をより鮮明にした不補充政策、級別定数拡大の限界など、行(二)職種をめぐる情勢はかつてない厳しさを増しています。
近畿では、この間、最重点としている庁務員4級の突き出しや、交換手や守衛の6級の基準緩和などは実現しませんでしたが、さまざまなシバリがあるなかでも従来の水準は維持させています。後補充については、一定認めさせましたが、運転手が「3」、庁務員が「2」とそれぞれ減となるなど、非常に厳しい状況となっています。
これらの動きとたたかい、行(二)職員の労働条件と生活を守るためには、一人でも多くの行(二)の仲間が労働組合に結集し、他の職種と手を取り合いながら、自らの要求の先頭にたって、運動していくことがより必要となっています。

全司法に結集する行(二)職種のみなさん! 情勢が厳しければ厳しいほど、行(二)の、そして全司法の組織をより強化し、諸要求実現のために、新たな運動の発展をはかり、共にたたかっていこうではありませんか。
この集会に参加した私たちは、仲間のみなさんに心から団結を呼びかけるものです。

2003年6月28日

2003年全司法近畿地連行(二)集会参加者一同




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